デザイン: Studio Tillack Knöll
出版: Spector Books
214ページ
172 ミリ× 240 ミリ
ソフトカバー
言語: 英語

ドイツ人グラフィックデザイナー、スヴェン・ティラック（Sven Tillack）による、孔版印刷機の原理を生かしたデジタル印刷機「リソグラフ」に関する一冊。

15年ほど前、小さなインディペンデント系出版社が数多く登場し、リソグラフのリバイバルが起きた。世界中のアーティストやデザイナーが安価で、大きな出版社からの制約を受けずに少部数の印刷物を制作するために、スタジオに「リソ（RISO）」プリンターを設置した。
孔版印刷は、色のスペクトルが広く、スポットカラーや粗いスクリーニングによって興味深い視覚効果を生み出し、手作り感を演出することもできる。

本書では、リソグラフの教科書や指南書のように、色、紙、ファイルの準備、印刷、加工といった要素が説明され、ステファン・マルクス（Stefan Marx）などのアーティストによるリソグラフを使用した作品が掲載されたブックも付属。2冊組。